2013年10月30日水曜日

BICARBON 3G AVR

ライフライン提供 DVD 末永先生 10分 横切開。CUSA使用。機械弁だがEverting mattress。主に新しい機械弁の取り扱い。 機械弁への糸掛けはフォアは術者のみ。バックの時は術者が刺し、別の持針器を持つ助手が抜いていた。 デクランプ後のルートベントは開けっ放し。心嚢内へ血液を出していた。

2013年10月22日火曜日

AVR

第66回日本胸部外科学会定期学術集会 最終日 LS16 座長: 高梨 秀一郎 演者:大北 裕 第1会場 (仙台国際センター大ホール) 日本ライフライン㈱ AVRの基本について 榊原病院内科渡部先生も参加。 大動脈切開:NCCに切れ込む 従来はNCCとLCCの間に行く。最近は弁が良くなったので弁輪拡大する必要がなくなったため。注意点としてバルサルバ組織は弱いので、糸の結紮の際に、思わぬ方向に切れてしまう。横に裂けると大変。中途半端に切るくらいなら弁輪まで切る方が良い。 大北先生:横切開。その後の手技(形成、ステントレス)によって切開延長方向を決める。 大動脈石灰化:石灰化のないところは弱いことが多いので注意が必要。TAVIでは不均一な石灰化弁輪は要注意。 バルサルバ TAVIでは大きさが注目されるようになってきた。小さいものはAVRリスク。 MICS 左切開が良い。左方向には引っ張れる。右切開でRCCの糸掛けは困難。 糸掛け シングルは中に何も出てこないので弁のパフォーマンスは最大になる。マットレスは縫い縮めるので、小さくなる。(中を覗くとプレジェットが見える)。→シングルは助手の能力の高さが重要になりそう。 結紮 TAVIの6ヶ月後再手術では、弁がスポッと抜けた。つまり固定の力は殆どいらない。サイジングでジャストが入ればそっと置いてくるだけで良い。→小さいサイズを入れるとリークのリスクになる。

2013年10月15日火曜日

オフポンプCABGは周術期脳梗塞を低下させる。

Eur J Cardiothorac Surg. 2013 Oct;44(4):725-31. doi: 10.1093/ejcts/ezt067. Epub 2013 Feb 22. Off-pump surgery in preventing perioperative stroke after coronary artery bypass grafting: a retrospective multicentre study. Hornero F, Martín E, Rodríguez R, Castellà M, Porras C, Romero B, Maroto L, Pérez de la Sota E; Working Group on Arrhythmia Surgery and Cardiac Pacing of the Spanish Society for Cardiovascular and Thoracic Surgery (SECTCV). Source Servicio de Cirugía Cardiaca, Instituto Cardiovascular, Hospital General Universitario, Valencia, Spain. http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23435524 オフポンプCABGは周術期脳梗塞を低下させる。 以前から日本ではよく言われていること。大動脈遮断やカニュレーション、中枢側吻合が悪いとされている。しかし脳梗塞の原因は大動脈源性だけではないと思う。Afや低灌流もあるはずだ。

2013年10月9日水曜日

バイパス手術の現在と未来

CMI提供DVD 2012年冠動脈外科 ランチョンセミナー 戸田先生(大阪大学) 脳梗塞の発症 クランプが悪い→大動脈源性だけではないと思うが。 CTの評価はあまりあてにならない。 道井先生(札幌ハートセンター) エンクローズの使用 パンチアウト部の切開を十字にしている 大動脈外→内にかけている。6-0強湾。 スタビライズするために大動脈外膜を鉗子で固定。エンクローズをセッシで固定。

2013年10月5日土曜日

CUSAを用いた石灰化処理

ライフライン提供 DVD 樋上先生 AS AVR CUSAは良さそうだ。私も弁輪を処理し過ぎて、縫合糸のカッティングを来たし、パラバルブラーリークとなり、セカンドポンプになったことがある。厳しい症例では弁輪をうまく残すことが出きるのかも。一度、試してみる価値はありそう。 糸掛けはNon everting mattress。このへんは拘りを感じる。