http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1710261
N Engl J Med 2017; 377:2419-2432December 21, 2017DOI: 10.1056/NEJMoa1710261
ショック症例でならCulprit以外もPCIやったほうがいいというヨーロッパのガイドライン、ショックが遷延するならやってもよいというアメリカのガイドラインがあるという背景。
RCT。
Culprit以外もPCI群のほうが透析症例が増えた。それ以外の差はなかった。
広範囲で簡単なPCIならやったほうがいいし、複雑ならやらないほうがいい。一概にショック症例というだけでひとくくりにできないのでは。
2017年12月27日水曜日
2017年12月25日月曜日
TAVR Approaches and Advances
https://www.youtube.com/watch?v=SfNnxfJFxkU&index=4&list=PLC9uVfWun4-QcEPD2CJKbW4imsaZ9LLYz&t=5s
New approach
Trans CAVAL FV→IVC→AbdAo.
New approach
Trans CAVAL FV→IVC→AbdAo.
Minimally Invasive Valve-Sparing Aortic Root Replacement
https://www.youtube.com/watch?v=OoXapBIdxDM&t=9s&list=PLC9uVfWun4-QcEPD2CJKbW4imsaZ9LLYz&index=3
かなり難易度高そうに思えたが、意外と簡単に見える。
困難な部分は省略しているのかもしれない。
さらに創直下に大動脈弁が見えるので、選ばれた簡単な症例なのかもしれない。
LV vent挿入, LMTの吻合はさすがに難しそう。
1st rowはDuke Cameronと同じ6針。
2nd rowは、ほとんどワンアクションで縫っている。
かなり難易度高そうに思えたが、意外と簡単に見える。
困難な部分は省略しているのかもしれない。
さらに創直下に大動脈弁が見えるので、選ばれた簡単な症例なのかもしれない。
LV vent挿入, LMTの吻合はさすがに難しそう。
1st rowはDuke Cameronと同じ6針。
2nd rowは、ほとんどワンアクションで縫っている。
2017年12月20日水曜日
The ORBITA Trial Results: What Do They Mean for Surgeons?
The ORBITA Trial Results: What Do They Mean for Surgeons?
https://www.ctsnet.org/article/orbita-trial-results-what-do-they-mean-surgeons症状のある安定狭心症、1枝病変患者200人をランダマイズドにPCI群とプラセボ群に振り分けたが、差がなかったという試験。
これが外科医にどう影響するか?
そもそも1枝病変自体が珍しいし、内科の話だし、これを外科医がああでもないこうでもないと言っているのは少し不思議。
2018/1/10追記
私の予想に反して、世の中は大騒ぎになっている。
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/t304/201712/554224.html?n_cid=nbpnmo_mled
PCIを専門とする医師からは、「もっと長期予後を見ないと」との声が上がるが、血行動態の改善はPCIを行った方が急速かつ顕著であることは明らかなので、早期の評価はむしろPCI群に有利だったと考えられる。
なるほど、この点は気づいていなかった。
また
同時にORBITAは、もう1つの重要な問題を再認識させた。ブラウン氏は「PCIのようにプラセボ効果が顕著な治療に関する臨床試験では、錯覚による改善にだまされないよう、シャム手技と介入のブラインド化が重要であることをORBITAは強く示した」と評価する。
なるほど。「シャムのプラセボ効果は予想よりずっと大きい」ということですね。
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