2013年10月22日火曜日

AVR

第66回日本胸部外科学会定期学術集会 最終日 LS16 座長: 高梨 秀一郎 演者:大北 裕 第1会場 (仙台国際センター大ホール) 日本ライフライン㈱ AVRの基本について 榊原病院内科渡部先生も参加。 大動脈切開:NCCに切れ込む 従来はNCCとLCCの間に行く。最近は弁が良くなったので弁輪拡大する必要がなくなったため。注意点としてバルサルバ組織は弱いので、糸の結紮の際に、思わぬ方向に切れてしまう。横に裂けると大変。中途半端に切るくらいなら弁輪まで切る方が良い。 大北先生:横切開。その後の手技(形成、ステントレス)によって切開延長方向を決める。 大動脈石灰化:石灰化のないところは弱いことが多いので注意が必要。TAVIでは不均一な石灰化弁輪は要注意。 バルサルバ TAVIでは大きさが注目されるようになってきた。小さいものはAVRリスク。 MICS 左切開が良い。左方向には引っ張れる。右切開でRCCの糸掛けは困難。 糸掛け シングルは中に何も出てこないので弁のパフォーマンスは最大になる。マットレスは縫い縮めるので、小さくなる。(中を覗くとプレジェットが見える)。→シングルは助手の能力の高さが重要になりそう。 結紮 TAVIの6ヶ月後再手術では、弁がスポッと抜けた。つまり固定の力は殆どいらない。サイジングでジャストが入ればそっと置いてくるだけで良い。→小さいサイズを入れるとリークのリスクになる。

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