2013年12月8日日曜日

AVR 機械弁vs生体弁 Circulation 2013;127:1647-1655.

STSデータベース解析 AVR 機械弁vs生体弁 1991-1999 65-80歳を対象。生体弁24000人 VS 機械弁15000人 生存率: 生体弁 ≒ 機械弁 生体弁:再手術や心内膜炎のリスクが高い、脳卒中や出血のリスクは低い。 65-69歳では生体弁患者の再手術は12年:10.5% 腎機能障害がある高齢者では、生体弁の方が、脳卒中や出血のリスクを増加させることなく、生存率もよい。 Brennan JM et al. Long-term safety and effectiveness of mechanical versus biologic aortic valve prostheses in older patients. Results from the Society of Thoracic Surgeons Adults Cardiac Surgery National Database. Circulation 2013;127:1647-1655. http://circ.ahajournals.org/content/127/16/1647.long まさにビッグデータ。インパクトが凄い。 古いデータなので、機械弁が多い。今なら半分くらいかな。 どうせなら55歳くらいからやってほしかった。 65-69歳では生体弁患者の再手術は12年:10.5%。これはちょっと悪い気がする。より若年者の生体弁データが知りたい。 日本ではワーファリンコントロールが良いはずなので、機械弁の成績が上がりそう。生体弁再手術がきっとこれより低いので、これでトントンなのかな。

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