2009年12月28日月曜日

低侵襲PVIについて  Ralph J. Damiano, Jr., M. D.

Surgery for atrial fibrillation:Finding our way out of the Maze

Ralph J. Damiano, Jr., M. D.
(Washington University in St. Louis, USA)

2009年心臓血管外科学会 招請講演


低侵襲PVIについて

位置づけとしては、カテーテルアブレーションとメイズとの間くらい。侵襲も治癒率も。
AFの中でも、治りやすいやつがあるので、そういう症例を対象にするのが良いかもしれない。

例えば、
persistantではなくparoximal
LAD径は小さいもの
AF期間の短いもの

あと、これの適応症例を見極めるのに、PV起源のAF症例をどうやって診断するかというのがあるが、
これについては、CTと多電極による体外式マッピングの組み合わせでできるようだ。

PV以外の起源のものが3分の1あって、女性に多いというのは、初耳だった。


診断がある程度、確立できれば有望であるが、現時点では、メイズ自体、他手術の補助的な手術なので、それ自体がメインの手術である低侵襲PVIの適応症例は限られていると思う。

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