2016年10月5日水曜日

心房細動治療の次なるステージへ  ~小切開手術での可能性~

2016年9月28日(水)胸部外科学会ランチョンセミナー 
心房細動治療の次なるステージへ  ~小切開手術での可能性~ :藤田 知之 先生


心房細動に対する推奨度は、カテーテルアブレーションがI-IIaなのに対して、外科的メイズ手術はIIa (僧帽弁疾患の同時手術ならI)でおかしい。
また カテならデバイス代の請求可 Opはできない。病院負担になる。

カテの奏効率 クライオ>RF
メイズの際に注意すること。サイナスノード、横隔神経損傷。

CryoICE
新しいデバイス: 速く温度が上下する。2分。一瞬で凍り外れる。先端の長さの調節可能。
メーカー推奨 従来のAtricureと組み合わせるのが良い。僧帽弁、三尖弁周囲。
短所は経済面。しかし楽、速い。

LAAのデバイス 
基部であればあるほど良い 手前の付け根を電メスで剥離。

RFの種類
メドトロ アルゴン 弱い
センチュリー N2O 強い

冠動脈損傷が怖い 一般的にはほとんどない。
安静期に内膜肥厚 50%狭窄が起こる 三尖弁側 RCA

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