2017年1月2日月曜日

九州心臓弁膜症カンファレンス2016 川添先生

大動脈弁形成術
若い人ほど良い適応。
ARに対する三尖の二尖弁化手術は15年でASになる。
ここから先天性二尖弁に対して三尖弁化することを思いついた。

内側から弁下にフェルトストリップで弁輪縫縮(22mm決め打ち)。
弁が余剰になるのでCV-5(7は切れる)で釣り上げ
10年手術回避率80%


MR
アメリカのガイドラインは、重症なら無症状であっても手術してよいとなっているが疑問。
厳重な経過観察(アメリカでは医療事情でできない)で、その後症状が出てから手術しても同じ良好な成績。
アメリカのガイドラインは最近より引き上げられている。(手術成功期待率が90→95%)

僧帽弁が余剰な場合はいろいろなオプションがある。
少ない場合のほうが問題。オーグメンテーションするしかない。

尾辻先生
僧帽弁逸脱とは症候群
バーロー(突然死しやすい)と変性(突然死しにくい)がある。
バーローは不整脈が出る。左房拡大すると心不全が出にくくなる。心不全が出る頃には心筋変性が進んでいる。

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