2009年8月12日水曜日

本当はやさしい臨床統計

こういう本を読むたびに、作者が血のにじむ思いをして得たすごい知識が、たった3000円弱で入手できることのすごさ、安易さに驚きます。

統計学の解説本は小難しいものが多くて閉口ですが、これは全然違います。統計をあまり理解していない臨床医の疑問に対して一歩ずつ、図や語呂合わせを多用しながら進められる解説は非常に解りやすいです。実際の論文を手本に、定石を解説していきます。論文の見方や視点がかわります。
第1章:論文の統計解析法を分析、解説。
第2章:統計解析手法を説明。やや難解。辞書的に活用すべきか。
第3章:臨床で統計の知識をどのように生かすべきか。と言った解説。ここから読むといいのかも。

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